Air diary 83『対外洋型気質』
Air diary 83『対外洋型気質』
2012/07/27
大阪での活動を一旦終えた気流部。
気流部にとってはホームのような都市が大阪です。
ホーム&アウェーという括りは気流部にとって重要ではないのですが、大きく舞い上がるきっかけになった場所です。そして「都市とアート」を考える1つのモチーフになっています。
今は外へと眼が向いている(海を臨むと越えたくなる、対外洋型気質)気流部の気流ですが、一度吹き下ろし、掘り下げたその1つのモチーフ(大阪)をさらに深められる可能性があるタイミングを見い出そうともしています。
台風は東南アジア海域で生まれ、東アジアを通過し、熱帯低気圧として変化し、偏西風に乗って、地球の表層を循環していきます。1つの名前や号数が付いた「風」はいつかは捉えられなくなりますが、
基本的には、何処で、どのように捉えられるかよりも、いつも絶えず其処に在るのが「気流」です。
そして一度は通過した大阪(もしくは台風の故郷が熱帯海域であるかのような形で、気流部にとっての大阪が在るのかもしれません。 )という場所、地域でも、いつでも絶えず空気は動いていき、新たな可能性ある活動として「部活動」は再び立ち現れるかもしれません。
そして其のときは、全く新たな「気流」になっている必然もあります。
そのためにも、そして又、大きく外に向かい吹き流れるためにも、代表、部員、マネージャー、
様々なスタンスで個々の活動の強化をはかっています。
そして活動やメンバーの枠さえも定形を持たないでおかなければいけないと思っています。
今はどういう状況かというと、こんなところですね。
外に広がろうとする空気、熱すると上昇気流を生み、常に循環し、動的である。今はその循環の中で、気流部としても名付けられぬような一過程にあるということです。
これが気流部特有の気質と地域への関わり方ですが、あくまでアナロジーな説明で、、
人と人のつながりこそが重要な要素には変わりはありません。