Air Info 130『MAHORA FUJIIDERA』
Air Info 130『MAHORA FUJIIDERA』
2017/11/13
photo archive
撮影/前端紗季
撮影/前端紗季
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この度、大阪府藤井寺市において、新たな気流部プロジェクトを実施致します。
プロペラを用いた「場の空気」を可視化するインスタレーション。自然豊かな北アルプス、東京都市部での展開に引き続き、大阪府藤井寺市に位置する前方後円墳「津堂城山古墳」で展開です!
この古墳は日常的に出入りが可能であり、地域の営みと密接に関わる「公園」の役割を担っています。
☆世界遺産候補地でもある古墳群の1つでもあるこの場所は、古代、土師一族が建立した当時の古墳の面影に
足を踏み入れる事が出来、現代と古代の歩みが交差し、古への豊かな創造力をかき立てています。
又、気流部×岡嶌 毅(日本の凧の会)のコラボレーションとして、「大地を大空へ」をテーマにした凧作りと
凧揚げを開催。前方後円墳をモチーフに大凧揚げを実施、さらに、津堂城山古墳の周囲濠から出土した水鳥埴輪
(凧)が羽根を広げて天に羽ばたきます。
そして、これらの作品は、4世紀後半から現在まで、変わらずそこに在り続ける「古墳」への、緩やかな風の介
入と空への憧憬を描き出し、「禁忌的」であり「公園的」でもある現代の古墳郡の両義的な深まりをアートによ
り再発見しながら、「場」を楽しく体感する試みです!
※「まほら」とは素晴らしい場所を意味する言葉です。
I will carry out a new kiryu-bu project in Fujiidera city, Osaka prefecture.
An installation that visualizes "air on the place" using a propeller. Following the development in the nature rich Northern Alps, Tokyo urban department, it is deployed in the front and back keyhole "Tsudo Shiroyama Kofun" located in Fujiidera city, Osaka!
This tumulus can enter and leave on a daily basis and plays a role of a "park" closely related to the local activities.
※ This place, which is also one of the world heritage candidate sites, you can step into the aspect of the ancient burial mound built by the ancient Hase clan, the intersection of modern and ancient walks, I rush the rich creativity.
Also, as a collaboration of kiryu-bu × Okajima Takeshi (Japanese kite association)
Kite making and kite flying are held with the theme of "Land to the sky". A large kite deep-fried with a keyhole-shaped tumuli as a motif. In addition, a waterfowl haniwa (kite) excavated from the surrounding moat of Tsudo Shiroyama ancient tomb spreads its wings and flutters to the sky.
These works, from the latter half of the 4th century to the present, undoubtedly describe moderate wind intervention and the desire for the sky to the "ancient tomb" that continues there, are "contraindicated" and even "park-like" It is an attempt to experience the "place" happily while rediscovering the ambiguous deepening of a modern Kofun county by art!
※ "Mahora" is a word meaning a wonderful place.
以下、藤井寺市観光協会HPより
藤井寺市観光協会創立20周年記念
まほら藤井寺~アート・マルシェ・カルチャー集う古墳~
藤井寺の古墳も含む「百舌鳥・古市古墳群」が、世界文化遺産国内推薦に決定しました。「古墳」への関心が高
まりつつある今、藤井寺市観光協会では創立20周年を記念して「津堂城山古墳」を舞台に、現代アート、マル
シェ、カルチャーの3つが楽しめるイベントを開催します。場所性を生かしたアート作品、ワークショップに
よって「津堂城山古墳」を新しい視点で体験する複数のプログラムと、藤井寺の美味しい「食」やかわいい雑貨
も一同に集めました。「まほら」とは、やまと言葉で「素晴らしい場所」。藤井寺の重要な歴史文化資産である
「古墳」で、太古の時間を感じよう!
http://www.fujiidera-kanko.info/news/pages/20171126news.html
■内 容 ※各プログラムの参加受付は会場内INFORMATIONにて行います。
[ART] ※当日ワークショップ、事前ワークショップどちらも参加無料
1.気流部≪Ancient Sky /Swan≫インスタレーション
事前ワークショップにて市民の手で作られたプロペラ2000個を使ったインスタレーション。
丘から木へ、木から芝生へ、風によって見慣れた風景が変わる目と耳で感じる作品です。
※当日もワークショップにて、プロペラに絵付けが可能。(限定100個)
※11月27日(月曜日)~12月3日(日曜日)まほらしろやまで一部作品を継続展示します。
・あなたの作品も現代アートの一部に!プロペラを絵付けして作品に参加しよう!
<事前ワークショップ>
11月19日(日曜日)まちかど情報館「ゆめぷらざ」(13:00~16:00)
11月23日(木曜日・祝日)パープルホール(よさこいインふじいでら)(10:00~15:00)
2.参加型アート作品 みんなで引っ張ろう!
気流部≪前方気流墳≫大凧揚げ 1回目:11:00 2回目:15:00 定員:各回50名
本イベントのために制作された気流部の"前方後円墳"形と、出土した埴輪にヒントを得た"水鳥"形の2種の大凧揚
げを市民の力を合わせて行います。
※天候により凧揚げ時間が変更になる可能性有
チラシダウンロード mahora_chirasi_A4.pdf